自分が今まで見てきて面白いと思った漫才ランキング
芸歴10年までの2001~2010までのネタが対象
5位 2005年 final round バースデーソング(笑い飯)
世間一般ではオチのタイトルを付けられているが、ネタバレ回避の為バースデーソングとここでは言わせて頂く
この年の笑い飯はトップバッターでfinalステージに進んだ(歴代トップバッターがfinalステージに進んだのは2001年中川家と2005年笑い飯のみ)
世間一般のバースデーソングのネタはリズムと歌詞の数が決められているので、ボケ数が限られておりかなりM1には向いてないと言われていた
しかしボケの破壊力と馬鹿馬鹿しさ凄まじく、伝説に残るネタである
4位 2010年 final round 葬式(スリムクラブ)
2010年に突如出てきたイロモノ枠
これまでのM1はハイテンポでボケを詰め込むのが主流だったが、ローテンポでこちらが不安になるくらい間を溜める漫才
first stageがフリになっている分2本目のネタがより面白く感じた
2010年が旧M1ラストイヤーでなければスリムクラブが優勝していたのでは
3位 2005年 first stage ボウリング ブラックマヨネーズ
伝説の喧嘩漫才
世間的にもM1で好きな漫才を聞くと上位に上げられる
吉田の卑屈なボケと小杉の勢い良くツッコム流れから途中で小杉がぼけに変わり始める上手さ
喧嘩漫才の掛け合いの早さと力強さが見事
final roundでやった格闘技のネタも完成度高いが高く2005年にブラマヨが決勝に出たせいで笑い飯が準優勝に終わってしまった
未だに見ても笑えるし、ブラマヨの漫才はこのパターンだがどのネタを見ても笑える
見たことない人は是非見て欲しい
2位 2003年 first round 奈良県立歴史民族博物館 (笑い飯)
島田紳助が99点を付けた代表的なネタ
当時のM1は今とは違い80点代が当たり前(70点代やそれ以下が当たり前)の中審査員全員が90点以上出した
Wボケを活かしたテンポの早いボケを繰り出して笑いを増幅させていく
2003年に出来たとは思えない完成度で圧倒される
当時の審査員も振り返って2003年の本当の優勝は笑い飯と語るくらい伝説的であった
正直奈良県立歴史民俗博物館と比べ難いが2010年のサンタウロスのネタとセットかつ島田紳助が100点を出したネタなので1位に
2005年以降の笑い飯は毎年優勝候補に上げられながらもスロースタートなM1に不向きネタが多く度々審査員の松本に言われていた
そんな中突如鳥人の漫才が始まり2006年から弱点と言われていたスロースタートを克服しとんでもない爆笑を攫った
このネタは鳥人の様子を客に想像させて進ませる構成の為そのぼんやりとした部分にボケを当てる事で余計に笑いが起こる
鳥のマスクを被ってやると面白さが激減するのも特徴
笑い飯の伝説のネタとして鳥人が上げられることが多いが2010年に行ったサンタウロスのネタも鳥人と同じ構成で、去年も同じ構成でネタをやっているというちょっとしたネタバラシが有りながらも、そのハンデも諸共しない面白さがある。
人によってはインパクトは鳥人だがネタのクオリティはサンタウロスの方が高いという人も
笑い飯について書きたくて書いた
新M1は順位付けるの難しいので書かない
M1面白いので皆見て欲しい
終わり